episode165 欲望と本能と

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「日本のマリリン・モンローさ」 「ゲイのだろ?」 「どちらにしろ永遠のセックスシンボル」 「言えてる」 引き締まった身体に馴染んだタトゥー。 フラり立ち上がり窓際に近づくと伸びをした。 カーテンの隙間から まばゆいほどの朝日が差し込む。 「いくらなんでも、食堂でおっぱじめるとは思わなかったぜ」 言うと ジュンは肩をすくめて吹き出した。 「僕だってそうさ」 使用人が来る前に 慌ててみんなで奥の応接室に放り込んだんだ。
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