第一章

4/12
前へ
/556ページ
次へ
「柚葉ちゃーん、お昼素麺でいいかい?」 一階から祖母が私に言う。 「お素麺大好き!ありがと」 「すぐ出来るから降りておいでー」 「はーい」 居間に行くとおいしそうな漬け物とお素麺が用意されていた。 「さっ!食べましょ」 「おいしそう♪いただきます」 「今日は一日家にいるのかね?」 「んー宿題も少しやりたいから図書館に行こうかな」 「来たばっかりなのに柚葉はえらいねぇ。お夕飯は柚葉の好きなコロッケだからあんまり遅くならないようにするんだよ」 「コロッケなんだ!今から楽しみ♪夕方までには帰るね」 お昼ご飯を食べたあと、 「片付けはいいから行きなさい」 と言う言葉に甘えて、さっそく図書館に行くことにした。
/556ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加