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「ふぁっはっはっはっはっは!!!」
「そんな笑わないで...」
田宮は俺の隣で数分腹を抱えて笑い続けていた。
「だってさぁ...中々でないわよ?俺のことをおいて逃げろーなんて」
「...田宮があんな強いとか反則だし...
すると田宮は涙目になってた目をぬぐって言った
「人を見かけで判断しちゃだめよ?」
人差し指をこちらに向ける姿が美しかったが見とれる余裕もなく続けた
「じゃ、また学校で」
「えっ?」
「なによ?」
とっさに声が出てしまった。
そりゃそうだ。俺と田宮はそんな仲がいいわけでもない。
もう用事(?)もすんだわけだしそうなるだろう
「い、いやでもさ。。説明くらいは...」
俺は勇気を振り絞ってここに残ってくれそうな話題をふってみた。
「は?」
だが
「なにそれ、なんであんたにそんなこと話さなきゃいけないわけ?」
逆効果だったらしい。
田宮は俺を睨み付け。そのまま白いスカートを翻し行ってしまった。
「なんだよ...それ」
俺は彼女のいた場所をただじっと見つめることしかできなかった。
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