一億円札

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「・・・」 「・・・」 「やべぇ、どこのゴミ箱だったっけ!?」 「知らねえよ!とりあえずF市に行くぞ!!」 ――― ―― ― その頃・・・ 「準備は出来たか?」 「はい!いつでも焼却可能です!!」 「それじゃ火を入れるぞ」 ボッ 「あっ・・・」 「どうした?」 「今一瞬、お札の様なものが見えた気がして・・・」 「気のせいだろう?ここは焼却炉だぞ?」 「うーん、でも・・・まあ、そっすね」 「さて、そろそろ休憩としようか」 「それにしても、どこにあるんですかね?一億円札って」 「さあな。そりゃあ、神のみぞ知るってやつじゃないかい?案外、焼却炉の中だったりしてな!ガハハハ・・・」 「そ、それはシャレにならないっすね・・・」
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