一億円札

「それで、どうしたんだい？」

「クシャクシャに丸めて捨てちゃった」

「おい！なんてことしやがったんだ!!」

「えっ？な、なんだよ？」

「この記事見てみろよ、ほら！」

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一億円札紛失

　５年後に開催予定の三度目となる東京五輪に向け、新たに採用が決まっている紙幣、『一億円札』のデザインの原本が紛失していることが、23日午後わかった。
　このデザインは、近代デザインの巨匠、奥園 一氏(72)が手掛けたもので、氏によればB県F市を散歩している際に落とした可能性が高いとのこと。
　発見し届け出た者には賞金十億円を支払うとしている。
　国家造幣局は24日正午に会見を行い、「誠に遺憾。氏にはもっと身辺の注意を払って頂きたい」
と非難した。
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