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けど言われた金髪本人とその取り巻き軍団はニヤニヤしながら、
「は?
俺?
違う、違う。」
みたいなジェスチャー。
パイプ椅子の背に体重を後ろにかけて、両手はブラブラし踏ん反り返りながらゆらゆら揺らしていた。
その瞬間。
洋介にバチッとスイッチが入ったのを、私は感じてしまった。
やばいぞ、お前ら。
洋介は、一気に階段を駆け降りると、一瞬でワープしたかのようにその金髪の目の前まで行った。
恐れを知らない金髪は、洋介が壇上から降りた瞬間、肩を前に突き出し挑発した態度で立ち上がった。
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