第1章

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数日経って、スナとバイトが同じ日が来た。 その間、スナに何回か電話をかけようと思ったが、受話器を取ったが躊躇い、かけられずにいた。 顔を見て話したほうが良いと思ったから。 けど、もうスナは同じ話はしないかもしれない。 周りにいる女子と違い、クドクドと延長して同じ話を繰り返すタイプではないとうっすら感じていた。 ロッカーで会った時、いつもと変わらない笑顔のスナだった。 良かった。 数日前の思い詰めた顔ではなかった。
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