第1章

9/37
前へ
/37ページ
次へ
暴力沙汰を起した後は、浮いた存在で危険人物として扱われたこと。 悪さした内容は詳しく話さなかったけど、問題児だったこと。 ヤンチャして迷惑かけまくったのに、担任は見捨てずいてくれたこと。 担任にはとにかくお世話になって、救われた。と話した。 スナは涙を拭きながら、うんうんと頷いて聞いてくれていた。 スナだけじゃないよ、って伝えたかった。 伝わったかな? 伝わったと思う。 「ほんとに、もっと早く会いたかったよ。」 って、言ってくれたから。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加