Episode0 私の話

3/5
29人が本棚に入れています
本棚に追加
/47ページ
この学園は4つのスクールカースト制度に分けられている。 一番トップにいるのは生徒会 二番手は三人公と呼ばれる人物たち そして、三番手は一般生徒 最後の四番手………これは主に生徒会に反発を起こした人や粗相をやらかしてしまった者達がこの部類にあたり彼らは最下位と呼ばれて生徒達から差別的な目で見られる。 最下位になった人たちは、生徒に何をされても反発してはならない。発言権すら許されないのだ。 それをいいことに様々な嫌がらせなどをされて色々と溜まっている一般生徒のストレス発散の道具にされてしまう。 生徒会はそれを見ても勿論何も言わないし助けることなどしない。 よって、最下位になった者達は逃げるように学園を辞めるか全て諦めたかのような無表情で好き勝手されている。 学園で一番逆らってはいけないのは生徒会だ。 まず生徒会トップは、生徒会長である城崎英知(シロサキエイチ)。またの名を帝王 S財閥という世界を股にかける財閥の御曹司であり容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群と3つの最高要素を持った天に愛された人である。 普段は温和な笑みを浮かべており女子生徒の憧れの的だが同時に学園の規律を大いに乱したものや反乱を起こしたものには冷酷な表情を浮かべそれを見た者達を恐怖に貶めるまさに帝王と呼ばれるに相応しい人物だ。 次に権威があるのは生徒会副会長、浮橋佳祐(ウキハシケイスケ)。またの名を参謀。 生徒会長の次に成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群といった3つの最高要素を持っている人物で有名企業の会長の息子である彼も女子に人気が高い。 ただ、滅多に笑うことなど見せずとても規律に厳しい人物で1秒の遅刻も許さずもし破ってしまったら反省文200枚に減点対象としてブラックリストに載せられるなどとかーなーり恐ろしい人物である。 この学園の規律そのものみたいな人なのであまり遭遇したくはない人物である。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!