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一億円を失ったケンジ
ケンジのことが好きなミユキ
ミユキのことが好きなヒロ
ケンジと付き合っているユカ
彼らの青春は、まだまだ続く
「なあヒロ、やっぱミユキのことは諦めねえの?」
「当たり前だろ、思いを伝えたからむしろ燃えてるよ」
「そうか……」
「サトルも、好きな人でも作れよ
恋ってのは、いいぞ」
「おい、なにしてんだよヒロ!!
早く行くぞ!!」
「ああ、今行く!!」
「恋ってのはいいぞ、か……
知ってるっての」
青春は、いつだって不安定で
「好きな人ならいるっての
気づけよ、バカ」
突然に、動き出す。
~FIN~
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