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「……っ!!」
「えぇ!?ま、マジで!?」
「マジよ」
「本当なのか、ケンジ?」
ヒロに言われ、ケンジは小さく頷いた。
「なんで話してくれなかったんだよ水クセェな!!」
「いや、なんか、俺たち5人の関係が崩れちゃいそうでさ……
ごめんな、ユカ、結局最後まで言えなくて……」
「いいよもう……」
ユカは小さく笑って、4人を見る。
「そういうわけだから、みんなこれからもよろしくね」
「ま、まあ、あれだな、とりあえず、おめでとう!!」
「おめでとう!!」
「あ、ありがとう
なんか、恥ずかしいな」
「……バカ」
「え?」
「バカ!!!!!!!!」
叫んだのは、ミユキだ。
「何よそれ!!何よそれ!!
そんなの、そんなの私、私……」
「お、おい、どうしたんだよ」
ミユキは目に涙を浮かべ、ケンジとユカを睨みつけた。
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