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不意に、アルバはシンジの操作するパソコンに目を向ける。
書いてあるのはどれもこれもギルド『夜明け』の内容ばかりのものだ。
「また、調べているのか………?…自分のこと…………」
「ちっげぇわ!!!!!やめて!!恥ずかしからやめて!そんなキャラじゃないからね!?」
怠惰である彼のこういうところがアルバは好きだった。こういったところで反論してくるあたりら怠惰であることは彼が作り上げた幻想では無かろうかと。
「知ってる。日日日のことだろ。ネットにあがるようなヤツじゃない」
アルバはそう言って信じの顔を覗き込んだ。
そんなの彼が一番知っている。そんなのは分かっていた。
我が主がこうなってしまったのはいつからだろうか。彼はずっと前からだと、そう言い張る。だが、アルバの知っている、自分を助けたヒーローは、彼は、主は、シンジは…もっと…………!!―――――――――――――――――
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