第14話

20/37
前へ
/37ページ
次へ
「……」 雛森が行きそうな場所。 急に思い立ち、フラリと出かけてしまうような場所は。 「……」 海が見たくなった。なんてロマンチックなことをする彼女じゃない。 彼女の記憶に残る場所。 きっと、それほど多くはない。 「……まさか」 ふと頭に浮かんだ過去の記憶。 おそらく、彼女が向かうとすればそこしかない。 けれど 何故、今。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2386人が本棚に入れています
本棚に追加