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「え?!」
「さ、さようか?!」
二人が素っ頓狂な声を出した。
「ああ。私、特にすることもないし。自分が何かも知りたいからな」
「え、でも…本当によいのか?」
「だからいいんだって。いざ受けてみるとそんなに慌てるのかよ」
「でも、勇者の仕事はもしかしたら危険かもしれないんですよ。
もしかしたら…死ぬかもしれません」
サクラが本当に心配そうな顔をして、私を見てくる。
「ああ、もう決めたから。それで仕事はなんなんだ?」
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