恋愛 1

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 ユズルさんは俺の腕の中じっと目を閉じてる。 「マナト・・・。 」 ユズルさんは俺をそっと抱き返してくれる。 暖かい何かが俺を満たしていく。 どうしてこの人はこんなに暖かいのだろう。 どうしてこんなに俺を安心させるのだろう。 ユズルさん。 あなたを選んでよかった。 抱きあったまま眠った。 目覚めても傍らにある温もりが愛おしくなる。 眠ってる頬に唇を寄せて、 また目を閉じる。 親の帰りが遅いので見つかる心配はなく、 シャワーを使って部屋へ戻る。 ユズルさんは動けないので、 俺は一人で近くのコンビニまで夕飯を買いに出る。 一応、 親が帰って来るといけないのでリビングのテーブルに“友達が泊まりにきてる”と書き置きを残す。
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