恋愛 1

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ユズルさんがおずおずと奥の部屋へ行くのを見送りながら、 俺は内心自分自身に驚いていた。 あんな自然に事を起こせるなんて・・・。 俺・・・こういうこと、 できるんだ・・・。 藤原さんの時は、 全然余裕なかったのに。 以前は出来ないと思っていたことが成長するにつれて、 思ったよりも簡単にこなせるようになっていることはけっこうあるけれど、 これはさすがに・・・自分でもびっくりした。  でも、 俺のユズルさんに対する気持ちは納まらない。 しばらくしてシャワーから出てきたユズルさんを捕まえて、 またキスを仕掛ける。 その日、 何度もキスをして、 次の日には家に連れ込んでた。
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