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初めてだろうし恐いに決まってる。
おれも最初はそうだった。
「マナ・・トっ。
」
ユズルさんは俺の髪を引っ張る。
「マナト・・・。
」
ユズルさんは何度も俺の名前を呼ぶ。
体を震わせて、
シーツを掴む姿が俺の脳を溶かす。
ユズルさんの体が跳ねる。
「うんっ・・・やっ。
」
全部、
暴きたい。
「あ・・・マナトっ。
」
身体が強張ってるのが伝わってくる。
ユズルさんの目から涙がこぼれる。
でももう・・・止められない。
「ユズルさんっ」
俺は何度もその名を呼んだ。
こんな熱いんだ。
俺は次第にユズルさんに飲み込まれていく。
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