恋愛 1

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初めてだろうし恐いに決まってる。 おれも最初はそうだった。 「マナ・・トっ。 」 ユズルさんは俺の髪を引っ張る。 「マナト・・・。 」  ユズルさんは何度も俺の名前を呼ぶ。 体を震わせて、 シーツを掴む姿が俺の脳を溶かす。 ユズルさんの体が跳ねる。 「うんっ・・・やっ。 」 全部、 暴きたい。 「あ・・・マナトっ。 」 身体が強張ってるのが伝わってくる。 ユズルさんの目から涙がこぼれる。 でももう・・・止められない。 「ユズルさんっ」 俺は何度もその名を呼んだ。 こんな熱いんだ。 俺は次第にユズルさんに飲み込まれていく。
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