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ビクンっとユズルが反応する。
「っあ、
、
、
、
っ・・・マ、
、
ナトっ」
声に気だるさが混じる。
俺の頭を掴もうとする手にも力が入っていない。
溶かしに掛っても、
抵抗は見せない。
昨夜の余韻で柔らかい。
ユズルの口から甘い吐息が漏れる。
その反応に煽られる。
ユズルの身体が熱くなっていくのがわかる。
誘うように自ら足を開く。
「欲しい?」
俺は動きを止めて訊く。
ユズルは答えない。
「ユズル?」
ユズルの顔を見るとユズルは顔を背けている。
体勢を変えて、
ユズルを見下す。
「ユズル?ほしい?」
それでも視線を合わそうとしない。
強情だな。
そっと顔に触れて、
さらにその頬に唇を寄せる。
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