25人が本棚に入れています
本棚に追加
「欲しいっていってよ。
」
「っ・・・ムリ・・・。
」
「じゃあ、
やめる?」
ユズルは目を伏せる。
「・・・焦らすなよ・・・。
」
「じゃあ、
言って。
」
「いやだ・・・。
」
「どうして?」
ユズルの視線が俺に向く。
「はやく・・・しろよ・・・。
」
少し恥ずかしそうな表情。
充分だ。
俺の動きに合わせてユズルは切ない声を上げ身を震わす。
視覚と体感とが合わさって、
俺の理性を吹き飛ばす。
ユズルは俺にしがみ付いて、
声を上げ続けていた。
達して、
我に返る。
「あ・・・ユ・・ズル。
大丈夫?」
ユズルはぐったりと項垂れている。
いつの間にか俺の腹に自分のではないものが飛び散ってる。
最初のコメントを投稿しよう!