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「おれが、
なに?」
「ユズルが・・・色っぽいから」
「・・・何言ってんだ、
ばか」
ユズルは呆れて笑う。
先にシャワーを浴びて、
ユズルが出てくるまでに朝食を作る。
休日の朝。
外は雨だ。
今日は二人とも特に予定もなく、
ごろごろと部屋で過ごすことになるだろう。
朝食を食べて、
簡単に掃除をしてテレビを見る。
テレビを見ながらユズルを抱き寄せて、
また肌に指を這わせる。
ユズルは昼間からとかあれこれ文句を言いながらも、
本気で抵抗はしない。
一緒に暮らしだして数カ月、
ユズルが傍らにいることがまた当たり前になった。
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