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「○○ちゃんからメールですよ。
」
俺は嫌味にならないように言って、
携帯を差し出す。
「おー、
○○ちゃんね。
了解。
」
ユズルも気にした様子もなく受け取る。
携帯を開いて、
メールを読みながらうれしそうに笑っている。
なんなんだ。
まったく、
相変わらず女性におモテになる。
ユズルはメールを返す素振りをして、
携帯を閉じる。
するとまたすぐに携帯が鳴る。
そしてまたメールを返す。
そんなやり取りが数回。
さすがにむかつく。
俺は冷蔵庫を開けて中を確認する。
ほっておいて買い物に行こう。
ベットの中で半裸のままメールをしているユズルを尻目に着替えて身支度をする。
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