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え・・・？
振り向き様に水を被る。
な・・・、
なにが起こったんだ・・・。
「ばーか。
油断しすぎだー和也ぁ。
」
京が川の中から楽しそうに言う。
川岸からは結構な距離がある。
どうやって・・・、
あいつ能力使ったな。
っていうか、
全身ずぶ濡れだ。
これ、
和泉さんが注文してくれたいい方のスーツなのに。
「京・・・てめぇ。
」
俺は、
京を捕まえに飛ぶ。
「おいおい、
和也。
落ち着け」
親父が横から俺を止める。
「ずぶ濡れにされて、
落ち着いてられるかっ。
親父も見てたんなら、
止めろよ。
」
「ちょっと、
いい加減にしないと、
ほんとに置いてくわよっ。
」
母さんが叫んでる。
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