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その声に俺は冷静になる。
「帰るぞ。
ばか親父とばか京。
」
「なんだそれ。
」
京は呆れてる。
「なあ、
和也。
」
京は水遊びがよっぽど楽しかったのか、
機嫌がよさそうだ。
「なんだよ。
」
「今度キャンプ行こうぜ。
」
「はぁ?キャンプ?」
「みんなで、
俺いい場所知ってんだ。
正也、
上手に火起こせるようになったんだ。
」
「火?」
「ああ、
俺が教えてやったんだ。
」
「そうなのか。
」
キャンプか・・・ちょっと楽しそうだな。
「キャンプかぁ、
いいなぁ。
俺も行きたいなぁ。
」
親父が言う。
「和正も日本にいれば連れてってやるぞ。
」
京が言う。
「皐月、
キャンプどうだ?」
親父は真面目に母さんに言ってる。
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