第1章アスク帝国編

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第6話邂逅 新たな街に着いた3人に情報が入る! 街の中心に立つビルに帝国軍の機密文書が有ると聞いて3人は歓声を上げる!するとレックスが 提案する。 『帝国軍の動きも気になるから警備が手薄になるまで待てないか?』 『それで機密文書は、何処にあるの?』 『慌てんな!情報によると あのビルの最上階に有るらしい?』 『ところで何時いくの?』 『2、3日様子見て行こうか?』 『まぁ、そうだね!』 『とりあえず、情報くれた奴らと交ざってビルに張り込むから、 それまで待っててくれ!』 そうゆうとレックスは宿の前で 二人を下ろして去って行った。 ベッドに入るとローグは葛藤が 始まっていた! 『もしかしてレックスに騙されて いるんじゃないか?いいや!そんな事は ない!だってレックスは仲間じゃないか?』 結局一睡も出来なかったローグ!  2日後、レックスが迎えに来た! 『さぁ!二人供、行くぞ!』 目的のビルに着くと裏口のドアが 音も無くスーっとドアが開いた! そして階段を足早に登ると広いホール の様な場所に出た!するとローグが レックスに聞いた!  『機密文書は、何処に有るの?』 『目の前の扉の向こうだ!』 いきなりブーメラン型の刃物が飛んでくる! ナナを庇ってレックスが切られる! 『あっ痛っ!』 『大丈夫!叔父さん!』 『お兄さんだ!』 すると暗がりから見覚えの有る奴が出てきた! ネペンテスだ! 『久しぶりね!坊や達!あの時の借りを返しにきたわよ!覚悟してね!』 『しつこいと嫌われるよ!叔父さん』 ネペンテスはブーメランを操りながらローグを 攻める!一進一退の攻防!隙をついてローグの 一撃が決まる!床に倒れこむネペンテス! 『ぐはぁっ!再調整、受けた私のチカラが、この程度とは・・・』 そして部屋にあった軍の資料を見て驚愕する。 なんとレックスもスプレッドだった! 『じゃあ叔父さんも僕達と同じなの?』『というか自分でも驚いてるよ!』 『とりあえずママに会わないと いけないんじゃない?』 『よし!母さんを探そう!』 『なんか偉い事に成ってきたな?』 今度は母親を探す事になる3人であった。
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