はじまり (正也)※R-18

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 !!!  な、 こいつ、 、 、  うそだろ  俺はパニック状態。 暴れるが、 海の力に敵わない。 「海、 離せって、 おい、 海」  とにかく逃げようと俺は暴れる。 「好きだ」 海の絞り出すような声。  え、 、 、  いま、 なんて、 、 、  俺を抱きしめていた海の腕に力がこもった。 「好きだ、 正也」  今度はしっかり聞こえた。  好きって、 、 、 なんで 「な、 に言って・・・離せ。 」  俺は海の腕を振りほどく。 海は真剣な顔でまた言った。 「好きだ・・・正也。 」  面と向かって、 告白された。  俺は頭に血が昇る。  ええ?!  好きって、 そういう好きですか??  何言ってんだ、 何言ってんだ、 何言ってんだ。 そればかりが繰り返し頭に浮かぶ。
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