元服まで駆け足

7/8
前へ
/38ページ
次へ
輝宗「梵天丸も大きくなってきたしさぁ。小十郎一人じゃアレじゃね?」 梵天丸の成長にともない、小十郎が兼務する役割が多く重くなっていたのを悟った輝宗は、もう一人梵天丸に近習を付けるコトに決めたのでした。 輝宗「ほら、叔父さんのトコに居たじゃん。1人すげーやんちゃ坊主がさぁ。なんつったっけ…。あー、あ、時宗丸!そうそう時宗丸。アイツに梵天丸の友達兼ライバルやらせようよ」 こうして、人の名前を覚えるのが苦手…かどうかわかりませんが(`・ω・´) 後に伊達軍団の斬り込み隊長伊達成実となる、時宗丸が二人の仲間入りをするのでした。 時宗丸は梵天丸の一つ年下、従兄弟という間柄もあって、主従関係無視で容赦なく梵天丸に当たって行くので、梵天丸にはすげー刺激になったそうです。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加