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「どうした陽聖。なんで直接触ってくれないんだって目だな。何をして欲しい?言ってみろ」  挑発されてもそんなこと言えるわけがない。わかっているなら早く触ってくれと思うのに、やはりジーンは陽聖が言わない限り先には進んでくれないらしい。  中途半端に昂らされた身体はもう先に進むことしか考えられず、じゃあいいと突っぱねることもできない。  ゆるやかな刺激にじわじわと追いつめられていた陽聖は、もう我慢の限界だった。 「さわ、って……」 「どこをどう?」  愉しそうに聞いてくるジーンは獲物をいたぶる獣のごとく陽聖を追いつめる。 「そこっ、触って……直接触って……っ」  恥ずかしい。こんなことを強請る日が来るなんて思ってもみなかった。でもそれだけではない。言った途端にさらに身体が熱くなり、羞恥が快感に変わる瞬間を目の当たりにする。
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