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共存生活
この世界では巫覡(ふげき)により神降ろしの儀を受ける事が出来ます。
儀式が成功し、神が憑いた人間は『神憑き』と呼ばれます。
憑かれる、と言っても神に人格を乗っ取られると言う訳ではありません。
神々の意識は神憑きの精神世界の深いところで眠りにつきます。
つまりは『共存』ですね。
神々は神憑きの身体を神社の代替とする代わりに、自身の神の力の一部を貸し与えてくれます。
そして神憑きはその力を以て人々の暮らしに貢献していくことが義務付けられているのです。
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