第1章

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ーーーーーーー はぁっはぁっ 俺は全力で駆けていた。 鍵が使える場所……つまり俺の実家へと。 くそっ、 なんなんだあの写真…… くっ…玲奈っ、 はぁっはぁっはぁっ 写真は妹の玲奈で、 拘束され銃を向けられていた。 なんで、なんでなんだよっ 俺は焦りでいっぱいだった。 ーーーーーーー はぁーっ、はぁっ…… ようやく、着いた……。 目の前の豪邸。 俺の家は親父の事業の成功で裕福な暮らしをさせてもらっていた。 だから、まぁ狙われたというのは少し納得せざる負えない。 たぶん、家の保管庫の金を送り付けてきたんじゃないかと思う。 それと、家の鍵も。 本当に玲奈を拘束している証拠として。 だから、家にいるってことだよな…… くそっ、なんだよこれ、 玲奈…… 今助けるからなっ!
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