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その日の放課後…。
「おーい空ぁ!また皆でサッカーやろうぜ!今度は3組インディアンズと!」
「…どんなネーミングセンスだよ。」
「そんなんはいいからやろうぜ空!」
またしても後李がクラス対抗戦のためのメンバー集めをし始めた。
「嫌だよ!」
空はハッキリと答える。
「確かに前回の試合は酷かったけど、練習すれば空だってまともになるよ。」
「今さら才能ないことやっても疲れるだけだよ!俺は帰って『鉄魂』見なきゃいけないし。じゃあな!」
「おい空…。」
教室に後李を置き去りにしさっさと帰る空。その空を黙って見つめ、一人途方にくれる後李…。
とりあえず、交渉決裂ということで…、ゴリーズ存亡の危機。
「うーん、太郎も塾が忙しくて今度は無理だって言うし他には…あっ!?」
何か思いついた後李。
はたして…。
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