第1章

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* 想い * 想いが届かない事が沢山ある どんなに願っても どんなに望んでも どんなに夢みても 私はその時、それを諦める選択しか出来なくて 今日も また 私の掌からその想いが零れ落ちた ----- 遠い昔、 人に言われた事がある 諦めてばかりで 周りの顔色ばかり見て 良い子でいて 人生楽しい?? そんな風に考えた事はなかった ただ 私の想いを通す事で 誰かを悲しませる事が 私の想いを通す事よりも 心が痛い 『偽善者』と言われれば それまでだけど 私の想いのせいで 誰かを 苦しめたり 悲しませたら それは自分に跳ね返ってきて より一層私を苦しめる だから 私は 届かない想いを持った時 そっと蓋をして いったん諦めて 心の中にしまい込む いつか その届かなかった想いが 届く機会を夢みて ----- 今は きっと その『タイミング』じゃなかっただけ 私の人生に関わる大切な事なら たとえ 今、諦めてしまっていても きっと いつか 道は交差する そう信じて その日が来る事を願いながら 今出来る事 今しなければいけない事 それをする ----- 今 叶わない想いを諦めなくてはならなくなった私へ その悲しみは無駄じゃない今じゃなくて いつか 道が交差する事を願って 今を 大切過ごしていこう
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