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祐吾が望む場所
「愛里 これ 絶対かわいいって!着てみてくれよ!」
(祐吾…いいわ、祐吾のためなら!なんだってするモン!)
愛里は ゴスロリのメイド服に着替えてきた
(祐吾が アキバ系オタクとは 知らなかったわ…)
(でも!そんなの関係ないもん!)
「愛里!悪い これ 買ってくれないかな?」
(美少女フィギュア!祐吾!こんなのか好きなの?)
祐吾の意外な一面に 愛里は衝撃を覚えたものの
それだけの理由で軽蔑したり 嫌いになることはなかった
逆に愛里にそれを見せてくれたことで うれしく想えた
「祐吾って そういう趣味があったんだぁー?」
愛里は 上目使いで祐吾を少し軽蔑してるかも
と いうような目でみた
「いや、ホントごめん オレ ヤッパこういうの
誰にでも言えることじゃないかな と想ってて
それで愛里と一度 来てみたかったんだよ」
(あぁー!祐吾に頼られてるわ!もう!
どーなってもいいわ!)
愛里は幸せな気持ちを胸に
ゴスロリのメイド服のまま帰宅した
街行く人に かなり注目された
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