第1章

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現代 「一、二、一、二!」 人が密集した場所のため、騒がしく聞こえる密室の部屋。 しかし、周りの冷たい壁により、人の暑苦しさは感じない。 「止まれ!」 その声とともに、足踏みも声も止まる。 それが普通だ。しかし、この日はその合図があっても、騒がしさは止まらない。 それもそうだ。 なぜなら、 ここは、拘置所でもなく、 作業所でもなく、 ゲーム会場なのだから。
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