第1話『中東?東中?どっちもちげーよ!!』

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しかし、神は俺を見捨てていなかった。 「え、もしかして君も!?」 「はい?」 なんと、話しかけてきたふわふわ髪の少年も同類だったのだ。 俺たちはおおいに盛り上がった。 「へ~君は小説も書いてるんだ~」 「なかなか好みのものが少なくてな…自給自足するようになったんだ。」 聞けば少年もホモ目当てに入ってきたというではないか。 俺たちはベストフレンドとなった。 そして、それから3か月後。 俺たちはいつものように屋上に上がって腐トークをしていた。 「いやあ、やっぱり元気っこ受けはいいな。」 「そうかな?僕は意外に攻めもいいと思うよ。」 「おお…確かに…」 「あ、メモ?」 「ああ。いいネタはメモする癖があるんだ。」 「へー。僕もやろうかなあ。」 そして一時間ぐらい白熱したトークをし、場を後にした。 しかし、放課後、俺は気づいた… メモと妄想ノートを忘れたことに。
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