第1話『中東?東中?どっちもちげーよ!!』

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「あ、やっべ。」 放課後、俺は妄想ノートを教室に置き忘れたことに気がついた。 なんだか一年前と似てるな。まあ、さすがに机の中にあるし、大丈夫だろう。 念のために教室へと足を向けることにした。 「あったあった。」 予想通り、ノートは机の中にあった。 さて、用事も済んだし、帰るか。 俺は教室から出ようと体の向きを変えた。 そして硬直した。 教室には、いつの間にかもう一人入ってきていた。
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