518人が本棚に入れています
本棚に追加
死んだ…
絶叫後、俺はとてつもない自責の念に駆られた。
ごめんなさい…生きててごめんなさい…
その間にも、中野はぱらぱらとページをめくっていく。
それからいくつの時が過ぎただろうか。
「なあ。」
中野が話しかけてきた。
「はあ…」
俺はそれに、気の抜けた返事で返すことしかできなかった。
俺、もう学校にいけない…。
ところが、中野から返ってきたのは意外な言葉だった。
「これお前が書いたの!?すっげーじゃん!!!」
「…はい?」
最初のコメントを投稿しよう!