518人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし、神は俺を見捨てていなかった。
「え、もしかして君も!?」
「はい?」
なんと、話しかけてきたふわふわ髪の少年も同類だったのだ。
俺たちはおおいに盛り上がった。
「へ~君は小説も書いてるんだ~」
「なかなか好みのものが少なくてな…自給自足するようになったんだ。」
聞けば少年もホモ目当てに入ってきたというではないか。
俺たちはベストフレンドとなった。
そして、それから3か月後。
俺たちはいつものように屋上に上がって腐トークをしていた。
「いやあ、やっぱり元気っこ受けはいいな。」
「そうかな?僕は意外に攻めもいいと思うよ。」
「おお…確かに…」
「あ、メモ?」
「ああ。いいネタはメモする癖があるんだ。」
「へー。僕もやろうかなあ。」
そして一時間ぐらい白熱したトークをし、場を後にした。
しかし、放課後、俺は気づいた…
メモと妄想ノートを忘れたことに。
最初のコメントを投稿しよう!