第1話『中東?東中?どっちもちげーよ!!』

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俺の前に現れたのは身長低めの元気そうというイメージを持つ男だった。 その時、俺は昼休みの会話を思い出した。 『やっぱ元気っこ受けはいい…』 俺はすぐさまその場で土下座した。 「…なあ。」 男の口から言葉が出てくる。 あ、いい声してる。 っていや、俺は何を考えてるんだ。 明らかにそんな場面じゃない。 あんなことを書いているのだ。 怒られるのもけなされるのも当然のことだ。 「あれ、あんたが書いたのか?」 「…ああ。」 「…すげー面白かった!!!」 …ん? -…まて、どういうことだこれは。 俺は混乱した。
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