幼馴染と恋人と

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取引があるわけでもない全く異業種の相手。 お互い政略結婚なんて必要としないだけの力があるし。 私なんてまだ22歳なんだから慌てる年でもないのに。 親同士が仲良しだからって、そんな相手他にもたくさんいるのに。 もちろんひろくんの両親だってそうだ。 「社長に聞けるわけないだろ」 「どうしてよ。パパに聞くのが1番手っ取り早いでしょ」 ひろくんが聞いたって答えてくれないだろうけど。 パパは絶対何か企んでいるはず。 「姫華はそれでいいのか?」 「何が」 .
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