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何々? パパがここまでひろくんの心配しているって不思議。
ていうか、さっきまでひろくんが同じこと言っていたくせに。
本当に勝手なんだから。
結局私とじゃなくてひろくんとばかり話してパパは部屋を出て行ってしまった。
「明日、どうなるんだろうね」
「俺もずっと近くにいるし、藤堂はもうしっかり決着つけている頃だろうから大丈夫だろ」
「そうだよね」
昨日会った藤堂さんは、いつもより晴れやかな表情で。
きっちり決着をつけてくるって言っていた。
どんな結果になったのか、私にはわからないけど。
明日笑顔の藤堂さんに会えるといいな。
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