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熱いシャワーを頭から浴びながら、これでよかったんだと自分に言い聞かせる。
これで会社の将来も安泰。
親父達の面目も保たれる。
海瑠とゆうかも安心して先に進める。
いいことだらけじゃないか。
お望みとあらば、来月のパーティーで婚約披露でも何でもしてやるよ。
もちろん姫華に不満なんてない。
ちょっと天然だけど可愛い子だし、彼女となら楽しく過ごせるだろう。
あの番犬さえ吠えなければ。
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