心が揺れた日

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「外で待ってるから」 そう言って診察室を出ると、ロビー端の携帯電話使用可能なスペースに移動。 海瑠の携帯に電話をしても、電源が入っていないのか圏外なのか、聞き慣れたアナウンスが流れるだけ。 「あいつ……」 どういうつもりだ。 自分の彼女を俺に押し付けてどこに行ったんだ。 ロビーに戻るとゆきなが診察室から出てきた。 「点滴したら帰っても大丈夫よ。ずいぶんつらいの我慢していたんじゃないのかな。ちゃんと栄養摂らせて上げて、水分も忘れずに」 「わかった」 珍しく救急外来は患者もいなくて静かだ。 .

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