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目覚ましの音に目を覚ますと、まだ外は薄暗い。
時刻は5時半。
えっと、今日は休みじゃなかったっけ。
寝ぼけた頭では、なぜこんなに早い時間に目覚ましがなったのかさえ思い出せない。
鳴り響く目覚まし時計を止め、二度寝しようと布団を頭から被る。
「やばっ、今日約束あったんだった」
もう一歩というところで記憶が蘇って飛び起きた。
危ないところだった。
そういえば、熱を出したゆうかを実家に運んだときに親父に言われていた。
せっかくの日曜日だというのに、親父に付き合ってゴルフ。
ただ親父とゴルフに行くだけなら断るところだが、今日は姫華の親父さんとだっていうから断れない。
さすがに遅刻も感じ悪いし。
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