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「初めまして、米村ゆうかです」
「昨日はご来店ありがとう。また会えて嬉しいよ」
「はい、昨日はごちそうさまでした」
伯父の永遠が昨日のことをみんなに言うんじゃないかとひやひやしたが、ニヤリと不敵な笑みを浮かべたところを見ると、その心配はなさそうで安心した。
まだプロポーズは出来ていないのに、早とちりで話を膨らまされたら困る。
伯母たちはこういう話に目がないんだから。
あっという間に式場の手配はもちろん、ドレスの採寸にゆうかを連れ去りかねない。
「ゆうかちゃん、今日は来てくれて嬉しいわ。とっても綺麗よ」
「お招きありがとうございます」
ゆうかの味方だと自負していた母さんの嬉しそうな顔に思わず苦笑い。
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