続きの始まりの日

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翌朝、俺の腕の中で眠るゆうかの右手薬指にそっと指輪を通す。 目が覚めたときどんな顔をするだろう。 気持ち良さそうに眠るゆうかの頬に口付けても、全く起きる気配がない。 昨夜無理をさせたから仕方がないが、早く反応が見たい。 Tシャツの裾から手を滑り込ませ、柔らかい膨らみを包み込む。 「きゃっ」 「おはよう」 「お、おはよう」 なんで俺が目の前にいるんだって顔。 俺のTシャツを着て俺のベッドにいるのに。 忘れたならもう1度再現してもいいけど。 .
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