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「あれ?いつの間にベッドで?」
気がつけば、俺はバスローブに着替え、ベッドに横たわっていた。
「んー。夢か。
そうだよな!いきなり嫁ができるとか………夢以外のなにものでもない。
欲求不満なのかな……。俺。」
と、苦笑いをし、ベッドから立ち上がると冷蔵庫から、野菜ジュースを取り出し一気飲み。
起きたら直ぐに野菜ジュースは、俺の習慣だ。
「ぷはぁ。さて……
今日は久しぶりの休みだし。
何処か出かけ……ん?」
ふと、バスルームよりシャワーが流れている音がする。
〝あれ?俺……お湯出しっ放しだったか?〟
そう思い、バスルームに近づくと、元栓を閉める音と共にシャワーの音がやみ、中からバスタオル一枚のの彼女が出てきた。
「えっ!?」
「あなた!良かった。
目を覚ましたのね。」
「ゆっ!夢じゃなかったの!?」
「夢?
うふふ。夢じゃないわ。」
そう言いながら、彼女はゆっくり俺に近づいてきた。
「えっ……。」
そして、はらりとはだけるバスタオル。
俺は愕然とした。
「お……お前……股間にぶら下げているものは………」
「うふふ。あなたにもあるでしょ?」
その凶悪な物体に俺は真っ青に青ざめ、腰を抜かした。
それは、嫁にあってはならないもの。
背筋に悪寒が走り、四つん這いになり逃げようとする。
「おっ!?俺にその趣味わぁぁぁ!!」
「うふふ。さぁ夜伽の時間ですよ。
さぁ!いざ行かん!花園へ!」
「アーッ!!!」
そこで、目が覚めた。
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