213人が本棚に入れています
本棚に追加
「そんな……。
だって、ああなったのは、
森川くんだって、いけないよね?
私は確かにやりすぎたとは思うけど……」
「何言ってんの?
さっき弁償するって言ったのは、田口じゃん。
拒否権ないって言ってるだろ?
どうせ、家に帰ったって、することないんだろうし、
居場所ができて一石二鳥じゃん」
確かに、家に帰っても時間を持て余して、
暗い気持ちになってただけ
だったかもしれない。
だけど、私の都合も聞かず勝手に……。
納得がいかずに、森口くんを睨んでいると、
カウンターの中のイケメンから声がかかった。
最初のコメントを投稿しよう!