ありえない同期(続き)

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「そんな……。 だって、ああなったのは、 森川くんだって、いけないよね? 私は確かにやりすぎたとは思うけど……」 「何言ってんの? さっき弁償するって言ったのは、田口じゃん。 拒否権ないって言ってるだろ? どうせ、家に帰ったって、することないんだろうし、 居場所ができて一石二鳥じゃん」 確かに、家に帰っても時間を持て余して、 暗い気持ちになってただけ だったかもしれない。 だけど、私の都合も聞かず勝手に……。 納得がいかずに、森口くんを睨んでいると、 カウンターの中のイケメンから声がかかった。
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