縋り付く勇気(続き)

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もう……。 何も考えない……。 ただ森川くんを感じたい。 「達己……」 私が掠れた声を出すと、 意地悪そうな瞳がチラリとこっちを見て、少し細める。 「感度抜群」 体に走る鈍い刺激で、私に余裕は全然ないのに、 森川くんはこの状況を楽しんでるように見える。 「ぅあっ……」 いきなり感じた強い刺激に、私は腰を浮かせてのけぞった。 森川くんの右手がショーツの隙間から入り込んできて、 「ぃや。あっ……!!」 すっかり準備のできた私の中に、 前置きもなく、いきなり奥へと進んだ。
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