不幸な宝くじ

ある日私は、自宅近所の公園を散歩中、何か細長い紙を拾った。

この紙は、１枚のサマージャンボ宝くじだった。

まずありえないだろうと思いつつも、当たっているかどうか気になったため、持っていたスマートフォンで宝くじの当選番号を確認した。

すると宝くじは、１等前後賞の１億円が当たっているようだった。

いつもジャンボ宝くじは、かかさず購入しているが、今まで３０００円程度しか当たったことがない。

（こんな幸運があってもいいのだろうか？）

私は、このことを家族に伝えようかどうしようか迷った。