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それから数日が経ち、兄が帰ってくる日
妹『今日は兄が帰ってくるわね、兄はバイク置いていってるから電車ね!駅に迎えに行ってやるわ』
ブルルルン ブルルルン ブルルルル~ン
妹『兄~、迎えに来てやったぞ』ブルルルン
兄『迎えに来てくれなくても良かったのにってそれ俺のバイクじゃね~か!なんでお前が乗ってんだ!』
妹『これは私のだよ』
兄『嘘をつくな、壊れたらどうすんだ』
妹『壊れたっていいじゃん、私のだし』
兄『兄友から借りたんだから』
妹『じゃあ、兄友に電話して!』
兄『!? い、いいぞ電話しても』
妹(断らない、まさか本当に借りたの?)
妹『私が電話するから番号教えて』
兄『番号はこれだ』
妹『ふんふん』ピッピッピ
プルル プルル
兄友『はい?誰ですか?』
妹『あ、妹です』
兄友『君が妹ちゃんか~、兄から話を聞いてたよ。何かあったの?』
妹『あ、兄にバイクを貸しましたか?』
兄友『うん貸したよ、どうかしたの?』
妹『あ、いぇ何でもないです。失礼しました』ピッ
兄『どうした?』
妹『何でもない』
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